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RIEGL社LPMスキャンデータの収集・ビジュアル化及び処理ソフトLPMSCAN

LPM-SCAN (Laser Profile Measuring) は3DレーザーイメージセンサーLPM-i25A,LPM-2K,LPM-300VHS及びLPM-100VHS用のソフトウエアーパッケージです。 このソフトによって、センサーのコンフィグ、データ収集、データのビジュアル化、データ操作及びデータ保管などの多数の作業が行えます。 

LPM-SCAN はWindows95、Windows98、WindowsNT及びWindows 2000のプラットフォームで使用できます。
多数のエクスポート機能によって、LPMのデータと、例えば特徴抽出用や容積見積もり用の後処理ソフトとのインターフェースが可能です。

LPM-SCANは3Dイメージセンサーからのバイナリーのデータストリームをデコードします。 オンラインデータ収集中に LPM-SCANはデータを一時的にメモリーに保存し、場合によってはファイルにロギングしたり、オンラインでのビジュアル化及び後処理用に画像を抽出します。 オリジナルのストリームフォーマットでのデータ保存及びロギングは、収集された3D画像及び3Dシーケンスのオフラインでの後処理を可能にします。

3DイメージセンサーLPMシリーズとのPCインターフェース
・3Dイメージセンサーのコンフィグ
3Dデータのオンラインビジュアル化

* カラーコード化した距離画像
* 赤外線グレースケール画像
* パッシブ カラー画像
・ データ選択
・ データ処理
・ データのエクスポート
・ 表面モデリング
・ 3Dデータセットの合成
・ 3Dデータを既知の座標系に登録
3Dレーザーイメージセンサーとのインタ−フェース
LPM-SCANは装置からのデータの収集とセンサーの構築を行います。 通信はどのPCやノートブック
PCにも付いているシリアルインターフェ−ス(RS232或いはRS422)を経由して行います。
どのようなWindows OSでもLPMをLAM環境にスムーズに組み入れることのできる「TCP/IP」経由のデータ収集も可能です。 LPM−SCANのTCP/IP機能を使用する為にはオプションの「TCP/IP イーサネットインターフェース」を装備しなければなりません。
3Dレーザーイメージセンサーの構築
コンフィギュレーションユーティリティーは、既に収集されたデータ或いはセンサーの座標系を手動で参照する設定コンフィグパラメーターに基づいて3Dイメージセンサーの直感的な構築を行います。

コンフィギュレーションユーティリティーは、シリアルインターフェースを経由するローレベルコマンドに基づいた3Dセンサーとの通信を行うユーザーの作業を軽減します。 さらに、センサーが構築される前に、その設定の有効性がチェックされます。

特徴:
  • センサーの視界の定義 (ジョイスティックでの手動設定、或いは収集された画像から)
  • 空間サンプリング分解能の設定
  • スキャン速度の設定
  • 予想スキャン時間
  • レーザー測定レートの制御
  • ターゲット検出モード(ファーストパルス/ラストパルス)、距離測定分解能、距離出力分解のなどの距離測定器の機能の設定
  • コンフィグデータのローディング及びセーイング
  • デフォルト設定 (標準スキャン設定)
  • 自動化の為に、コンフィグをLPM-SCANのスクリプトフォーマットでエクスポート  
3Dデータのビジュアライズ
LPM-SCANは、バイナリーデータから抽出して、カラーコード化した距離画像、目標物のレーザー波長での反射率を示す強度画像、及びそれらを組み合わせた画像を表示します。 カラー情報含んでいるデータはカラー画像としてビジュアル化することもできます。
これらの画像は、例えば2点間の距離のようなシンプルな測定課題を簡単に処理し、さらに後処理の為のデータ選択や、オンラインモードでの3Dセンサーのコンフィギュレーションを可能にします。
特徴::
  • 距離対カラーのコーディングの設定
  • 距離及び強度によるゲートの設定
  • フィルター操作のビジュアル化
  • カラー画像を通常の24ビット-RGB表示に合わせる為のカラー補正
  • リファレンス点のマーキング
  • 全画像内でのカーソル位置からの測定値の直接読み取り
  • BMP及びJPEGでの画像保存
データ処理及び選択
「3D―RiSCAN」は3Dスキャナーのバイナリーデータを、全ての必要なデコーディング手順及び変換方法を用いて、極座標、デカルト座標、反射率データ及びカラーデータ(オプション)に変換します。 スキャナーの高速測定レートによって、広範囲にわたる大量のデータを短時間に収集できます。 多くの場合、これらのデータの一部分だけが後処理の為に必要になります。 そこで「3D―RiSCAN」には、データにフィルター処理を行って、希望の測定データを選択する為の効率的なツールが準備されています。 これらのフィルターはデータのビジュアライゼイション及びデータのエクスポートに使用され、後処理ツールとのデータ交換が容易になります。
極座標への変換(センサー自体の座標系)
  • 全てのレーザ測定点の座標、受光強度、カラーデータが直読
  • 距離の窓(物体のスキャナーに対する最小・最大距離)
  • 受光強度の窓;レーザー波長における物体の反射率に関するデータの選択
  • フィルターの選択、極座標に関する選択
  • 面フィルター;面に近接する全データの選択、距離の規定可能。 
  • 立体フィルター;立体の中にある全データの選択。
  • マスク定義によるフリーハンド選択。
  • ノイズ減少の為の、多重3Dデータセットの平均化。
データの登録及び合成
デカルト座標への変換には、予め定義された座標系におけるセンサーの位置と方位が考慮されます。 3Dデータは、例えば、既知の座標で認識された参照点からセンサーの位置と方位を決定するような、各種の方法に基づいてこの座標系に登録することができます。

このように、データ収集前は、希望の座標系に関して3Dスキャナーを位置決めしたり、アライメントする必要がありません。

複数の3Dデータセットの合成は、途切れなしに全ての方向から実際に見ることのできる3Dモデルを作り出します。 データの合成は、合成されるべき2つの3D画像内に最低4点を認識する事に基づいて行われます。

LPM-SCANの3D画像を収集中に、センサーの位置と方位データを自動的に計算します。 
  • センサーの位置及び方位に基づくデカルト座標への変換
  • データ内に認識された参照点からセンサーの位置と方位を抽出
  • 位置と方位のデータのセーブとロード
  • 合成されるべきデータセット内の共通点に基づいた複数3Dデータセットの合成。認識は受光強度(反射率、距離或いはカラーコーディング)に関して行えます。
  • 登録データのマニュアルによる補正、或いは大量の測定データ点に依存する自動補正
データの保存とエクスポート
3Dデータを保存する為のファイルフォーマットは、LMS-Z210の生データと同じです。 標準のフォーマットでデータをエクスポートすることによって、他の3Dデータ処理パッケージへのスムースなデータ変換が可能です。 
  • 1つの3D画像データ或いは3D画像シーケンスの保存
  • PCの時間を含む高分解能な時間スタンプの付加(オプション)
  • 表面データの自動丘角表示化
  • 点の集合・表面三角メッシュとしてのデータのエクスポート
  • VRLM, VTK, DXF,単純テキスト(ASCIIフォーマット、3DDバイナリー)形式でのデータの保存
  • ASCIIフォーマット内の、ユーザー定義データフォーマット及び、データストリングの設定
  • 距離画像、受光強度画像、カラー画像による3Dモデルの自動テキスチャーリング
  • 幾何学的に適応させる画像としての、或いは直接データ点の属性としてのテキスチャーリング
  • 視野に応じた球形セグメントのテキスチャーとしての画像のエクスポート
  • 全画像のBMP或いはJPEGでのエクスポート
LPM−SCANのスクリプト
このスクリプト機能によって「LPM−SCAN」のデータ処理の標準的手順を自動化でき、編集も可能です。
  • データ収集及びパラメーター設定用のポートの設定
  • データ収集、データストアー及びエクスポート
  • 3Dスキャナーのパラメーター設定
  • ファンクションキーへのスクリプトの割り付け
その他の特徴
データ合成や位置・方位決定の為に使用したプリズム反射器のリストの自動抽出
  • 選択されたデータへの面の最小2乗適合
  • データの標準偏差の計算
  • 収集されたデータに基づく座標系の定義3Dスキャナーをラインスキャンモードで使用した時、距離画像のスクロール表示機能
  • ラインスキャンモード用の大型距離表示
  • 生データの表示


システム仕様
PC or laptop with Windows 95, Windows98, Windows NT4.0, Windows 2000. Recommended: Pentium II or AMD K6-II or higher, 64 MB RAM, 500 MB free disk space.




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