SICK社レーザースキャナ(レーザーレーダ)LMSシリーズ用途例
・ バルク・マテリアルの体積や輪郭の測定
・ 物体の寸法測定(小包、パレット、コンテナなど)
・ 物体の位置測定(パレット、コンテナ、搬送容器など)
・ 車両やクレーンの衝突防止
・ ドッキング・プロセスの制御(位置決め)
・ 物体の判別(車両検出、カメラのトリガ)
・ プロセス自動化(カレンダ・ローラなど)
・ 立体自動駐車場のはみ出しチェック/エリア監視
・ 建物のセキュリティ用のオープン・スペース監視(出入口、グラウンド、貯水池)
・ その他多数
コンテナ・クレーンの 衝突防止 |
コンテナ・クレーンの種類によ っては、通常同一の軌道上で、 運用されるものがあります。 このレールは、クレーンの横 方向の移動の際使用されま すが、クレーンの運転者は、 それを目視するのが困難、時 にはまったく見えないことが あります。進路上に車両やコ ンテナなどの障害物があると、 大きな損害を伴う衝突を免れ ることはできません。 |
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クレーン対クレーン クレーン対船舶 |
船の甲板上に高密度でコンテ ナが積載されると、クレーンの ブームが船の構造物に接近し て操作せざるを得ない状況に なることが多くあります。 近い距離でのクレーン操作を 行うことにより、かなり大きな 損害を引き起こす可能性が高 くなります。 |
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衝突防止 | 所要時間を短くする要求は日 増しに高まり、それに応じて 車両の積載密度やAGVのス ピードは、継続的に増加して います。簡単な衝突防止方法、 たとえばバンパーや電気的、 機械的な安全テープ・スイッ チなどは、もはや十分とはい えません。 |
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倉庫のテクノロジー | 近年の商品搬送は、大幅に自 動化されてきております。たと えば、高層倉庫の保管、およ び取り出しユニット(RGBモジュ ール)のような、サービス・モジ ュールが、適切な保管エリア に自動モードで移動するよう なものもあります。 LMSレーザ測定システムは、 はみ出した部分によって起こ る、衝突による損害を防止す るのに役立ちます。 |
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コンベア・システム | 搬送物(例:貨物用パレットな ど)の長さや高さの超過は、 比較的頻繁に発生します。搬 送中に、パレットからはみ出 した部分は、システムに大き な損害を引き起こしたり、搬 送物自体が破損してしまうこ とがあります。 単純な光電スイッチのような ものによる、長さ超過のチェ ックは、一般的には満足でき る方法とは言えません。 |
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工場内への侵入を水平の フィールドで監視 |
ジックのレーザ測定システム (LMS)は、許可のない者の侵 入を完璧に防止する必要があ る、あらゆるところで使用でき ます。 監視が非常に困難な場合でも、 アプリケーションに合わせて設 定でき、フィールドを監視する ことができます。 |
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貯水槽の監視 | 貯水槽を監視する場合、レーザ・ スキャナの監視フィールドは、光 のふたのような形になります。 このふたを突破しようとするもの があると、直ちに検出され、たと えば警報を鳴らすためのトリガ が出力されます。 貯水槽の内壁は、レーザ・スキャ ナの参照用輪郭として使用され、 これによって、貯水槽の周囲か ら近づくものがあっても、警報の トリガは、出力されません。 |
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平坦な屋根の監視 | 平坦な屋根を監視する場合は、 レーザ・スキャナは通常、建物 自体に直接取り付けます。 費用のかかる設備や屋根の改 造は必要ありません。 このシステムの監視フィールド は、屋根の表面上に沿って、約 30cmに設定されており、警報領 域を這ってくぐろうとしても、確 実に検出され、出力されてしま います。 |
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出入口の監視 | 出入口を監視する場合は、通 常レーザ・スキャナは垂直に 監視します。 大きなサイズの監視フィール ドを使用すると、効果的、か つ経済的な監視を行うことが できます。 地面の輪郭や、建物の周囲の 壁面などは、参照用輪郭に使 用することができます。 |